2月に新型コロナウイルス発生届の処理に関して
大阪市で1週間以上の遅延が発生しましたが
問題の原因と対策案をまとめてみました。
問題の原因はさんざん指摘されている通り、
大阪市には1か所しか保健所がないのに
保健所経由で発生届が処理されている点と
FAXで保健所に処理データを送付し手入力していた点です。
一方、東京は医療機関からのデータが
コロナ管理システム、ハーシスに直接登録されていました。
ここで、大阪市と東京の違いを簡単な図にしてみます。
そう、大阪市は1か所しか保健所がなく処理能力が低い以前に
やり取りの手順が1つ多いわけです。
さて、問題はここからです。
保健所は食料配布や療養施設割り当てをおこなうために
ハーシスシステムを参照しなければなりません。
保健所はハーシスシステムをどのように参照しているのでしょうか?
Webでデータを参照か、あるいはExcelのデータをダウンロードあたりでしょうか?
もっともよいのはハーシスのデータを
規格の決まったデータで参照することです。
例えば次の図のようなデータ形式になります。
大阪市がワークフローを変えたうえで
データ取得を自動化することで
2月に発生したような処理遅延は解消されると想定します。
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